美容皮膚科

ピコスポット

部分的に浮き出た濃いシミなど、気になる部位に集中的に照射して除去する治療法です。比較的出力の強いレーザーを照射するため、短時間でシミやそばかす、アートメイクなどの色素沈着を除去できます。

輪ゴムで弾いたようなパチンといった痛みがあるものの、肌へのダメージは少なく済みます。個人差はあるものの、一時的な反応性の色素沈着は起こり得ますが、術直後の外用薬のほか、その後は日常的に日焼けを避けていただく程度で対処可能であり、ダウンタイムも軽度です。

ピコトーニング

ピコ秒の低出力レーザーを顔の広い範囲に照射してメラニンを少しずつ減らしていく治療法です。「Qスイッチレーザー」のような高出力レーザーでは、女性特有の肝斑に刺激を与え、症状を悪化させてしまうリスクがありました。「エンライトンSR」によるピコトーニングは肝斑に対応しており、他院での従来のレーザー治療を見送られた方でも施術できる可能性があります。
施術時の痛みが比較的少なく、ダウンタイムをほとんど必要としないこともメリットです。

※現在、日本国内で導入されているピコレーザーには数種類あり、他院での施術経験がおありの方でも、機器の違い、体調やお肌のコンディションによって痛みを感じる可能性もあります。

ピコフラクショナル

特殊なレンズを機械に装着することで、点状に集中したレーザーを肌の深部にあてて新しい皮膚への再生（Skin Revitalization）を促す治療法です。ニキビ・ニキビ跡や瘢痕の改善、小ジワの除去、小さなシワや肌のハリをアップさせるなど、年齢や性別を問わずに総合的な肌質の改善が期待できます。

深部に直接的に作用しつつも皮膚の表面はほとんど傷つけないため、従来のフラクショナル治療と比較して痛みやダウンタイムが少なくて済みます。施術後に赤くなる場合もありますが、多くは1日～数日で治癒します。